上手なバス会社選びのコツを伝授
初めてバスを手配する場合、何を基準に選べばいいか迷いますよね。
ここでは、料金以外にどこに注目して選べばいいかをお伝えします。
バス会社は国土交通省の定める「運輸安全マネジメント制度」に基づき、安全なバスの運行が法律で義務付けられています。
安全管理や取り組み方はバス会社により、さまざまですが、お客様を安全に目的地へ送り届けるという点に関しては、大手も小さいバス会社も同じように一生懸命に取り組んでいます。
どうぞ安心してご依頼ください。
国土交通省では、届出とは異なる極端に安い運賃でバスを走らせることがないよう、取り締まりを強化。法令上義務付けられている安全措置やそれにかかわるコストを含めた料金設定にするよう指導しています。
バス会社側のコスト削減や経営努力で安い料金を実現しているのであれば問題ないのですが、無理な運行や法令違反を行っていないか確認するようにしましょう。また、違法行為である白ナンバーでの貸切バス(営業許可をとっていない自家用バス)運行の可能性もあるので注意しましょう。
バス会社を選ぶに当たり、最低限、知っておきたい知識をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
運輸局長の許可を得た事業用のバスは「緑ナンバー」になります。
レンタカーバスを借りて、自分たちで運転する場合は問題ありませんが、いわゆる白ナンバーのバス(自家用バス)が有償で、お客様を送迎する行為は法律(道路運送法)で禁止されているのでご注意ください。
バスの運行範囲は法令により、決められています。バス会社の営業所がある都道府県からの出発、もしくは、到着での運行となります。
運転手の拘束時間、運転時間は法律で決まっています。ワンマン(運転手1名)運行の制限を越える場合は、ツーマン(運転手2名)運行になる、バスで行くことをやめるなど、対応が必要となります。
また、早朝出発や夜間運行、長距離移動などは通常よりも、貸切料金が高くなる場合がありますので、ご注意ください。
運賃・料金は運輸局に事業者が届け出ることとされています(社団法人日本バス協会のHPより)。そのため、地域により料金は異なります。
また、借りる時間帯や条件、バスのグレードによっても割増設定や割引などがありますので、詳しくは、バス会社に直接問い合わせるのがいちばんです。