結婚式の送迎や、旅館の送迎、さらには自動車教習所の送迎など…。「送迎」でもっとも使われているのはマイクロバスでないでしょうか?
ただ、実は送迎だけでなく、貸切マイクロバスの利用で多いのが「観光旅行」なんです。
日帰りの都内観光や、旅行先の足としてレンタカーではなく運転手付き貸切バスを借りるなど、グループ旅行にマイクロバスがよくレンタルされています。
グループ旅行でマイクロバスを借りてみたい!とか、料金がいくらか知りたい!という方向けに、マイクロバスを借りて観光旅行するときに知っておきたいポイントを伝授していきますー!
マイクロバスは、旅行会社の観光バスよりも小さくて、座席もなんだか簡易的。
バス旅行といってもマイクロバスを思い浮かべる人はいないでしょう…。
どうしてマイクロバスが利用されているか?というと、やっぱり安いからでしょう!!
11~20人ほどのグループで旅行する場合、バラバラに電車で移動するのは大変だしチケットの手配も面倒。
料金で比較すると、バスを借りるよりもレンタカーを複数台借りた方が、レンタル料金は安いです。
ただし、ガソリン代や駐車場代、有料道路料金は、レンタルする車の台数分かかるので、バス1台分よりもかなり高額に!!
実は1台のバスをレンタルするのと、トータルの負担金額がそんなに変わらないんです。
(貸切マイクロバスは、バス料金にガソリン代+運転手代+保険代が含まれているので安心!)
それに、レンタカーだと運転手の負担が大きく、お酒も飲めないので、グループ旅行と言ってもちょっと仲間外れ感がもったいないですよね…。
ラクさと、1人当たりの負担金額を考えると、運転手つきマイクロバスがお得に旅行できて便利!というわけなんです。
マイクロバスは短時間の送迎によく利用されるので、車内の設備は簡易的なタイプが一般的ですが、観光旅行にも使えるタイプのバスもあるんですよー!
定員数 | 20~21人(補助席4~6席) |
車内設備 | 冷蔵庫、マイク、TVモニター、カラオケ |
トランク | 基本なし |
サイズ | 全長7m×車幅2.1m×車高2.8m |
冷蔵庫は送迎タイプにもついていることはありますが、テレビやカラオケが付いているタイプはちょっと珍しいんです!移動中も退屈しないでバスレクを楽しめるので、子供連れグループにオススメです♪
すべてのマイクロバスにこれらの装備が整っているわけではないので、お見積もり時に「カラオケ希望」「冷蔵庫必須」などのご希望を伝えるようにしてくださいね!
マイクロバスの座席は、2列+1列の配置になっています。
もちろん補助席の利用もできますが、長時間の移動だとやっぱりお尻が痛くなってしまいます…。中には、補助席にシートベルトがついていない古いバスもあり、その場合は補助席の利用はできないので確認が必要ですよー!
補助席を全部使うと車内もかなり窮屈になるので、できれば正座席で乗れる人数で借りるのが理想的ですね。
マイクロバスの他に運転手付きで借りられるバスタイプをご紹介。荷物が多い場合や、乗車人数が多いときは車種を変えることも検討してみましょう!
マイクロバス牧場では、大型バスや中型バスのお見積もり依頼も無料でOK!お気軽にお問い合わせくださいね。
定員数53名~60名の、一番大きな観光バスです。
正座席45名と、補助席が8名のタイプが主流。マイクロバスを複数台借りて分乗するよりも、大型バス1台を借りるほうがお得に借りられます!
車内の設備はマイクロバスよりも充実していることが多く、冷蔵庫やカラオケのほか、給湯器やDVDプレイヤーを備えており、座席が回転するサロンタイプも人気です♪
定員数は27~28名で、2番目に大きな観光バスです。
定員数だけ比較するとマイクロバスとほとんど一緒ですが、中型バスは補助席がなく、27人全員が正座席に座ることができます。
マイクロバスよりもゆったりした車内なので、移動時間が長い場合や、シニアの方がいるグループにオススメですよ!
マイクロバスを観光でレンタルした場合の、料金目安とモデルコースをご紹介します。バス料金は2023年6月27日に国土交通省から発表された「新公示運賃額」に基づき算出した最低基準額です。
実際のバス料金は、各バス会社が運輸局に届け出た単価(時間・距離)で計算されますので正確な料金は必ず見積りを取りましょう。
新宿を出発して、都内の定番観光地を巡るコースです。
貸切バスはバスガイドさんを頼むこともできるので、銀座の街並みを車窓見学など、観光のプロならではのたのしいお話をたのしめますよ♪
■ マイクロバス料金(税込):最低57,300円から(8時間・80㎞利用)
■ 1人あたりの金額(税込):2,865円から(20人乗車時)
※バス乗降場所までの回送代は含みません。
沖縄までは飛行機で、現地でバスを手配する定番観光コースです。
グループ旅行で沖縄なら、レンタカーよりも貸切バスのほうがみんなで移動できるし、現地のお酒も飲めるので何倍も楽しいはず!
■ マイクロバス料金(税込):最低43,330円から(5時間・120㎞利用)
■ 1人あたりの金額(税込):1,788円~(20人乗車時)
※バス乗降場所までの回送代は含みません。
人気の金沢をバスでまんべんなくめぐるコース。
貸切バスなら、時間通りにスケジュールが進むので、あらかじめ予定を作っておけば当日の行動プランを考える必要がなくらくちんです♪
■ マイクロバス料金(税込):最低45,330円から(7時間・30㎞利用)
■ 1人あたりの金額(税込):最低2,267円~(20人乗車時)
※バス乗降場所までの回送代は含みません。
荷物室の付いているマイクロバスは数が少ないので、ほとんどが荷物室なしタイプになると覚えておきましょう!
1泊以上の観光旅行や、海外からのお客様が日本観光をする場合、お土産をたくさん買いたい!という場合にはマイクロバスだと乗車しきれない可能性があります…。
マイクロバス牧場の事務局が検証したところ、マイクロバスにのせられる荷物量は、スーツケース12個分(トランク有タイプ)やゴルフバッグ14~16本分くらい。また、2席分に2~3名分の宿泊荷物程度なら積んでおくことができます。
ただし!荷物をのせるために座席を確保する必要があるので、乗車可能人数が減ることをお忘れなく!
1人1個のスーツケースがある、お土産をたくさん買う予定、という場合には、補助席を使っても12~18名程度しか乗ることができないので、中型バスをレンタルしましょう。
≫マイクロバスに載る荷物量調査!座席に置けば大荷物も大丈夫!?
昼食場所や観光場所に、バスを停められる駐車場を必ず確認しましょう!
街中のコインパーキングや、スーパーやコンビニなどの一般的な駐車場には、マイクロバスは入ることができません…。バス専用の駐車場が必要なんです…。
例えば、東京タワーや浅草周辺など、多くの人が訪れるような観光名所ならばバスの駐車場が完備されているので、HPなどで確認がとれますよ♪
注意する必要があるのは、飲食店での昼食や街中での買い物(銀座、秋葉原など)。
どうしても見つからない!という場合は、観光のプロであるバス会社さんに相談してみましょう!
貸切バスは、事前に決めたスケジュール通りに運転するので、当日の行き先変更はできないんです。
タクシーのように、「次はココに行って!」という依頼は承れませんので、注意してくださいね。
やむを得ない理由で、どうしても時間や行き先を変更しなけらばならなくなった場合は、理由とともに運転手さんやバス会社に相談してください。
利用時間と距離が長くなれば、お支払いいただいたバス料金に追加料金がかかることをお忘れなく!
マイクロバスを借りてみたい!と思ったら、まずはバス料金がいくらくらいかかるのかを確認してみましょう!
マイクロバス牧場では、全国のバス会社さんに一括で見積もりを取り寄せることができます。メールかFAXで返答がくるので、料金の比較がしやすいですよー!
お問い合わせはお気軽にどうぞ♪