子供たちが楽しみにしている 保育園や幼稚園、小学校などで行く遠足。
楽しみな気持ちと同時に、あまり遠足やバス移動に慣れていないと、緊張してドキドキしてしまうお子さんも多いでしょう。
そんな子供たちの気持ちをほっと和ませて、ワクワクする気持ちをふくらませてくれるのが、貸切バスの中で行う「バスレクリエーション」(略してバスレク)。
子供たちをまたたく間に夢中にさせて長時間の移動時間飽きさせないバスレクは、遠足のバス移動には欠かせないですね!
また、遠足でバスレクをする前に、幹事さんや先生たちには、ぜひともやってもらいたいことがあります。
それは、子供たちへの安全に対しての注意。
バスレクのアイディアとともに、貸切バスの中で楽しく安全に過ごすための挨拶例をご紹介します。
保育園・幼稚園・小学校の遠足のはじまりは、まずは先生や保育士さん、幹事さんの挨拶から!
遠足の挨拶で心がけたいのは「なるべく手短にまとめること」と「遠足の気分を盛り上げるような話題を盛り込む」こと。
例えば、こんな挨拶はいかがですか?
これから「〇〇水族館」に向かいます。かわいいイルカやカラフルな熱帯魚などたくさんのお魚がみんなを待ってます。
先生のお話する約束をきちんと守って怪我や迷子に気をつけて、安全で楽しい遠足にしましょう。
その日のお天気のことや、今日行く場所のイメージをふくらませるような話を盛りこむこともおすすめです。
保護者が同伴する場合は、最後に簡単にでいいので保護者へのご挨拶も入れましょう。
遠足が楽しくて、ついついはめをはずしがちな子供たち。
安全のためにもレクリエーションに入る前にしっかりとバスに乗るときの注意をお話しましょう。
基本的な注意事項はこのとおり。
あまりくどくどと説明してしまうと子供たちが興味をもってくれません!
オススメは「バスが走っているときに歩くのは〇、✖?」などクイズ形式にしたり、「お友達と話すときはありさんのような小さな声でね」とわざと小さな声で話したりする演技をとり入れること。
子供たちを惹きつけるユーモラスな工夫をとり入れてみてもよいですね。
挨拶と安全のための言葉がけを終えたら、いよいよ子供たちのお楽しみのバスレクのはじまり!
バスレクは特に年代によって分けられているわけではありませんが、保育園や幼稚園などの就学前のお子さんと、小学生くらいのお子さんでは興味をもつ対象も変わってきますよね。
年代ごとに遠足でオススメのバスレクをご紹介します。
子供たちにとって運転手さんは大きなバスを運転する憧れの存在。
特に乗り物が大好きな男の子にとっては興味深々ですね!
そこで運転手さんに関するクイズを出してみましょう。
最初に運転手さんにいくつか質問を聞いておいて、それをクイズとして子供たちに出題します。
たとえば、「運転手さんの好きな色は?」「運転手さんの好きな食べ物は?」「運転手さんは自分でなんの動物に似てると思う?」など、簡単で子供たちがイメージしやすいことをクイズにして、出題してみましょう。
「タンタン タタタ タタタタターン」のような形で先生がタンバリンや手拍子で様々なリズムを作って、そのリズムを子供たちが真似します。
小さなお子さんでも簡単にできて、場の雰囲気も盛り上がるバスレクです。
小さなお子さんには体が動かせて歌も歌え手遊び歌が人気。
「トントントントンひげじいさん」
「グーチョキパーでなにつくろう」
「あたま、かた、ひざ、ポン!」など、子供のころにやった記憶がありませんか?
なんとなく覚えているけど詳しくわからないという方は、「YouTube」などで動画もたくさん見つかるので出かける前に調べてみるとよいですよ。
「どんな色が好き」の歌いだしをみんなで歌い、出てきた色を車窓から探すゲームです。
「緑」といわれたら、「木の葉っぱが緑」「信号が緑」など、見つけた人が手を挙げて答えていきます。
遠くを見ることで乗り物酔い防止にもなりますね。
歌の合唱はみんなで参加できて楽しい気分が高まるので、やはりバスレクの王道。
小さい子供から小学生まで年代を問わずに楽しめます。
通路を挟んで右側と左側に分かれて、輪唱したり、歌合戦をするのも盛り上がりそうです。
小学生以降の遠足では、ちょこっと考えさせるような、文字やイラスト、言葉を使ったバスレクがおすすめ。 子供たちは勝負がかかってくると夢中になるので、バスの列ごとにチームを作ってチャレンジさせてみるのもよいと思いますよ。
バスの列ごとに分かれて「うみ」など簡単な単語を手のひらに書いて、後ろの人に伝えていくゲーム。
声に出すことは禁止!
一番後ろの席までいったら最後の人が手を挙げます。全列が最後まで到着したらみんなで発表します。
しゃべっちゃいけない、こそこそした雰囲気が面白くて、子供たちも夢中になってくれるはず…!
例えば先生や○○くんなど、モデルとなる人を決めてその人の似顔絵を描いていくゲームです。
バスの列ごとに紙をまわして、一人ずつ輪郭、髪の毛、目、口、鼻といった具合に、顔のパーツを一個ずつ書いてきましょう。
できあがった、へんてこ顔のイラストに子供たちが大ウケすること間違いなし!
ビニール袋や巾着袋の中に手帳や財布、お弁当箱や歯ブラシなど、いろいろなものを入れます。
中身を見ずに手だけ入れて子供たちに中身が何かをあててもらうゲーム。
全員が袋の中身をさわったら、わかった人に手を挙げてもらいます。
例えばスライムのような、ドキッとする素材感のものを入れてみるのも面白いですね。
宴会など大人数が集まるときにもおなじみの山手線ゲーム。
くだもの、動物、駅、国の名前など、お題を決めてそれに適したものを答えていきます。
チーム分けして、答えられなくなったチームには罰ゲームを設けるなど、ルールを作るとますます盛り上がりそうですね。
「バナナは黄色い」→「黄色は信号」→「信号は歩く」のように一つの言葉から連想されるワードを次々とつなげていくゲームです。
例えばバナナの場合、黄色以外にも「長い」とか、「甘い」などバナナから連想される他の言葉でもOKです。
思わぬ方向に言葉がつながっていくところが面白いゲームで、子供の想像力に驚かされるかも!?
いろいろなバスレクを紹介してきましたが、いかがでしょうか?
一口にバスレクといっても、子供の年代ごとに楽しませる方法が変わるので、たくさんのゲームの中から子供たちにあったものを選んでみてくださいね。
1つのレクリエーションでもアイデアしだいで楽しみ方は広がっていくと思うので、幹事さんはいろいろアイデアを出してみてください。
もしも遠足に行くことは決まっているけれどバスがまだ決まっていない方は、スケジュールが確実に決まっていなくても、お試しでお見積りをお出しすることも可能です。
お気軽に無料見積もりフォームからご相談くださいね。