2度、3度と来日する日本ツウな外国人旅行者はどこを訪れているのでしょうか?
ゴールデンルートを一通り見た人に次にお薦めする、穴場スポットをご紹介します。
日本人の日常に触れたり地方の文化に触れたりすることで、より深く日本を楽しんでくれることでしょう。
近年、増加の一途をたどる訪日外国人。その半数がリピーターだとされています。
東京―大阪・京都といったゴールデンルートを一通り観光した彼らは、次にどこを訪れているのでしょうか?
また、日本に長期滞在している留学生や研修生に、もっと日本を深く知ってもらうため、どんなところを紹介したらいのでしょうか?
ツウな外国人に人気の穴場スポットをご紹介します。
蚤の市文化に慣れた欧米人で訪日リピーターや日本在住者に人気なのが、フリーマーケット。
アンティークや一点物の着物や和雑貨、古道具などを激安で入手できます。
観光産業関係者ではない一般の日本人との交流も楽しみの一つです。
同フリーマーケットは規模が大きくお薦めですが、首都圏であれば週末ごとにどこかしらでフリーマーケットが開催されています。
漫画・アニメの大型専門店です。アニメと言えば秋葉原がすでに有名ですが、アニメイトは池袋が本店。
バンコク支店や中国語版通販サイトがあるものの、池袋本店はファンにとっての「聖地」と言えるでしょう。
本店でしか扱っていないグッズや翻訳版で親しんだ作品の日本語版DVDを求める外国人に人気です。
桜のお花見はもう当たり前。日本を深く知りたい留学生や訪日リピーターは、観梅を楽しんでいます。
梅に愛着がある中華圏の人はもちろん、ゴッホの絵画を通して日本の梅を観てきた欧米人や東南アジア人にも、可憐に匂う梅は喜ばれます。
観梅スポットはたくさんありますが、中でも羽根木公園は約650本の梅があり圧巻です。
欧米の日本雑貨店でもラッキーチャームとして売られている、招き猫。
その招き猫がこれでもかというほどたくさんあるお寺です。
猫好きな欧米人や開運スポットが好きなアジア人にお薦めです。
「CNNが選ぶ世界の夢の旅行先10カ所」にランクインしたことで注目度アップしたテーマパーク。
目玉は、1,000㎡もの巨大で幻想的な美しさの藤棚です。
藤の季節以外にも、四季折々の花が咲き乱れ、晩秋から冬の間は広大なイルミネーションを楽しむことができます。
ドラマ「おしん」の舞台としてアジア人に知られる山形県と、県を流れる最上川。
最上川舟下りは夏は滴るような緑が、冬は水墨画のような雪景色が魅力です。
特に台湾人観光客に人気で、船頭が歌う舟歌は日本語のほか、中国語、英語、フランス語バージョンがあります。
宿坊とは、本来僧侶のための宿泊施設だったところに一般客も泊まれるようになったもの。
一般のホテルや旅館とは違った、落ち着いた和の空間や精進料理を味わうことができます。
世界遺産で日本仏教の聖地である高野山の宿坊は、数が多く設備も充実していて外国人に人気です。
地方再生が盛り上がりを見せる近年、魅力的なスポットや体験サービスが続々と誕生しています。外国人の皆さんに日本を楽しみ、もっと好きになってもらえたらいいですね!